Dope Sheet
今日は、ビデオの40番目「Dope Sheet – Blender 2.80 Fundamentals」。
Dope Sheetは、パワフルなアニメーションツールの1つです。Dope Sheetは、Timelineと同じようにキーフレームを操作するツールです。Timelineでできたキーフレームを操作は、すべてDope Sheetでも利用できます。前回のビデオと同じようにバウンドするボールを例に解説。
Dope Sheetエディタを表示させるために、ワークスペースをAnimationに変更する。
前回のビデオと同様にCtrl+2でSubdivisionモディファイアを適用し、Cubeを右クリックしてShade Smoothを適用する。
画面下に表示されているTimelineエディタのAuto Keyingをクリックしてオンにする。
GZキーでCubeを持ち上げる。(ビデオでは4.6mくらい。)
Dope Sheetエディタで、10フレームに移動。
同様にGZキーでCubeを地面に接するくらいに移動。
続いてCubeを15フレームに移動して、位置を1.7mくらいに調整。
そして、10フレームで作成したキーフレームをクリックで選択して、Shift+Dで20フレームにコピーする。
10フレーム目と20フレーム目は、Cubeが地面に接しているところなので両方を選択して、右クリックでメニューを表示させ(Vキー)Handle TypeをVectorに変更する。(ビデオのVer2.8では、キーフレムの形が正方形に変化したが、Ver2.9では円のままだった。)*後日ためしたら正方形になった。
前回のTimelineのビデオでしたこととほぼ同じ設定ができた。
再生しやすいように、画面下部のTimelineエディタの終了フレームを40に変更する。スペースキーで再生しやすくなった。
Dope Sheetのキーフレームを見やすくするために中ボタンドラッグで中央に移動する。さらに、スクロールホイールで少し拡大する。
Handle Typeに加えてInterpolation Modeでより補間する動きを制御できる。デフォルトでは、Bezierになっている。
ドラッグですべてのキーフレームを選択してTキーでInterpolationのメニューを表示させてConstantを選択する。再生するとカクカクする動きになったことが確認できる。
最初のフレームを選択して、TキーでBezierに変更すると0から10フレーム目までは、なめらかに動くようになる。
Dope SheetエディタのObject Transformsの左の三角をクリックして項目を表示させるとどの部分が動いているかはっきりわかる。(Z Locationだけ線がない)キーフレームの選択を解除すると表示されなくなるが、Altキーを押しながらクリックで簡単にすべてのキーフレームを選択することができる。
複数のチャンネルを1つにまとめて表示したいときは、表示したい項目を選択して(Shiftクリック)ChannelメニューからGroup Channelsを選択します。(Ctrl+G)作例では、X,Y,Z Euler Rotationの3つも選択してグループ化。
グループ化を解除したいときは、解除したいチャンネルを選択してChannel > UnGroup Channels(Ctrl+Alt+G)。選択するチャンネルは1つでもOK。
Dope Sheetエディタの上部にあるOnly Show Selectedをクリックして非選択状態にすると選択されていない表示オブジェクトのキーフレームも表示できる。(Cameraオブジェクトにキーフレームを追加してみた。)
Outlinerエディタで非表示にしているオブジェクトも表示したいときは、隣のShow Hiddenをクリックする。しかし、Outlinerエディタの目のアイコンではなくCollectionのチェックをはずすとDope Sheetエディタに表示されなくなる。
Dope Sheet内にマウスカーソルがある状態で、HOMEキーを押すと(View > Frame All)フレームの横幅が調整できる。
ViewメニューのSet Preview Range(Pキー)で範囲をドラッグするとプレビュー範囲を指定できる。Timelineで、ストップウォッチアイコンをクリックしてプレビュー範囲を設定するより効率的。
ViewメニューのShow Slidersにチェックを入れるとDope Sheetで直接値が変更できる。
ViewメニューのShow Curve Extremesにチェックを入れるとピーク値が表示される。
もっとしっかり表示してほしいときは、ViewメニューのToggle Graph Editor(Ctrl+Tab)を選択する。使い方の詳細は、次のビデオで。