Blenderを初める(48日目)

Dope Sheet

今日は、ビデオの40番目「Dope Sheet – Blender 2.80 Fundamentals」。

Dope Sheetは、パワフルなアニメーションツールの1つです。Dope Sheetは、Timelineと同じようにキーフレームを操作するツールです。Timelineでできたキーフレームを操作は、すべてDope Sheetでも利用できます。前回のビデオと同じようにバウンドするボールを例に解説。

shot1
Dope Sheetエディタを表示させるために、ワークスペースをAnimationに変更する。

shot2
前回のビデオと同様にCtrl+2でSubdivisionモディファイアを適用し、Cubeを右クリックしてShade Smoothを適用する。

shot3
画面下に表示されているTimelineエディタのAuto Keyingをクリックしてオンにする。

shot4
GZキーでCubeを持ち上げる。(ビデオでは4.6mくらい。)
Dope Sheetエディタで、10フレームに移動。

shot5
同様にGZキーでCubeを地面に接するくらいに移動。
続いてCubeを15フレームに移動して、位置を1.7mくらいに調整。
そして、10フレームで作成したキーフレームをクリックで選択して、Shift+Dで20フレームにコピーする。

shot6
10フレーム目と20フレーム目は、Cubeが地面に接しているところなので両方を選択して、右クリックでメニューを表示させ(Vキー)Handle TypeをVectorに変更する。(ビデオのVer2.8では、キーフレムの形が正方形に変化したが、Ver2.9では円のままだった。)*後日ためしたら正方形になった。
前回のTimelineのビデオでしたこととほぼ同じ設定ができた。

shot7
再生しやすいように、画面下部のTimelineエディタの終了フレームを40に変更する。スペースキーで再生しやすくなった。

shot8
Dope Sheetのキーフレームを見やすくするために中ボタンドラッグで中央に移動する。さらに、スクロールホイールで少し拡大する。

shot9
Handle Typeに加えてInterpolation Modeでより補間する動きを制御できる。デフォルトでは、Bezierになっている。
ドラッグですべてのキーフレームを選択してTキーでInterpolationのメニューを表示させてConstantを選択する。再生するとカクカクする動きになったことが確認できる。

shot10
最初のフレームを選択して、TキーでBezierに変更すると0から10フレーム目までは、なめらかに動くようになる。

shot11
Dope SheetエディタのObject Transformsの左の三角をクリックして項目を表示させるとどの部分が動いているかはっきりわかる。(Z Locationだけ線がない)キーフレームの選択を解除すると表示されなくなるが、Altキーを押しながらクリックで簡単にすべてのキーフレームを選択することができる。

shot12
複数のチャンネルを1つにまとめて表示したいときは、表示したい項目を選択して(Shiftクリック)ChannelメニューからGroup Channelsを選択します。(Ctrl+G)作例では、X,Y,Z Euler Rotationの3つも選択してグループ化。
グループ化を解除したいときは、解除したいチャンネルを選択してChannel > UnGroup Channels(Ctrl+Alt+G)。選択するチャンネルは1つでもOK。

shot13
Dope Sheetエディタの上部にあるOnly Show Selectedをクリックして非選択状態にすると選択されていない表示オブジェクトのキーフレームも表示できる。(Cameraオブジェクトにキーフレームを追加してみた。)

shot14
Outlinerエディタで非表示にしているオブジェクトも表示したいときは、隣のShow Hiddenをクリックする。しかし、Outlinerエディタの目のアイコンではなくCollectionのチェックをはずすとDope Sheetエディタに表示されなくなる。

shot15
Dope Sheet内にマウスカーソルがある状態で、HOMEキーを押すと(View > Frame All)フレームの横幅が調整できる。

shot16
ViewメニューのSet Preview Range(Pキー)で範囲をドラッグするとプレビュー範囲を指定できる。Timelineで、ストップウォッチアイコンをクリックしてプレビュー範囲を設定するより効率的。

shot17
ViewメニューのShow Slidersにチェックを入れるとDope Sheetで直接値が変更できる。

shot18
ViewメニューのShow Curve Extremesにチェックを入れるとピーク値が表示される。

shot19
もっとしっかり表示してほしいときは、ViewメニューのToggle Graph Editor(Ctrl+Tab)を選択する。使い方の詳細は、次のビデオで。

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