Graph Editor
今日は、ビデオの41番目「Graph Editor – Blender 2.80 Fundamentals」。
Graph Editorは、キーフレームをもっとも詳細に操作できる。
Graph Editorを表示させるには、何かのエディタの右上をクリックしてGraph Editorを選択。または、前回のビデオのようにAnimationワークスペースに変更してマウスカーソルをDope Sheetに移動してCtrl+Tabで変更できる。(View > Toggle Graph Editor)
今回は、後者の方法(AnimationワークスペースでCtrl+Tab)で表示させた。
とりあえず、キーフレームを追加するのでCtrl+Tabで、Dope Sheetに戻した。
前回のビデオとまったく同じ設定にした。
Ctrl+2, Shade Smooth, Auto Keying, GZキー5m, 10フレームに移動, GZキー地面, 15フレームに移動, GZキー1.5m, 20フレームに移動, 10フレームのKeyframeを選択, Shift+Dで20フレームにコピー
最後にCtrl+TabでGraph Editorに変更して、マウススクロールで表示サイズを変更したり、中ボタンドラッグで位置を調整した。(Homeキーでも変更できる)
Dope Sheetで、10フレームのキーフレームをクリックすると同じフレーム上のキーフレームも選択されるが、Graph Editorでは、クリックするとそのキーフレームしか選択されない。10フレームのキーフレームをまとめて選択したいときは、Altクリックで選択する。
10フレームのキーフレームが選択された状態で、VキーでSet Keyframe Handle Typeメニューを表示させてVectorを選択。拡大してみると色が青から緑に変わって鋭角に変更された。20フレームのキーフレームも同様にVectorに変更。
Dope Sheetと同様に左コラムの三角をクリックして各チャンネルを表示できる。(+, -キーも利用できる。)作業しやすいように、1つのチャンネルのみ表示したいときは、表示したいチャンネルをクリックで選択し、Shift+H(Channel > Hide Unselected Curves)で選択しているチャンネル以外を非表示にできる。もとに戻したいときは、Alt+H(Channel > Reveal Curves)。
各キーフレームは、ドラッグで動かしたり、G,S,Rキーも利用できる。
また、各ポイントには、メインのポイントの両脇にハンドルバーがありドラッグして操作できる。(1つのポイントだけ選択しているときには、S,Rキーでハンドルバーの操作ができる。)ハンドルバーの挙動は、Handle Typeによって違う。
Z Locationを選択して、Shift+Hで他を隠す。Aキーで表示されているすべてのキーフレームを選択して、KeyメニューInterpolation Modeで、Constantを選択するとキーフレームの値を保つように変化する。(デフォルトは、Bezier。)
TキーでBezierに戻す。Nキーを押してサイドメニューを表示させ、Modifiersタブを選択する。(Modifiersタブが表示されていないときは、「Z Location」をクリックする。)
Add Modifeirから、Noiseを選択する。(Ctrl+Shift+M)Endを40に変更してスペースで再生して動作を確認できる。シェイクする効果が追加された。Scale, Strength, Offset, Phase, Depthを変更して微調整できる。
Influenceにチェックを入れて効果の影響度を弱くできる。
Restrict Frame Rangeにチェックを入れるとフレームの一部分にだけノイズを適用してBlend In, Outでフェードイン・アウト効果も利用できる。
また、左のレンチアイコンをクリックしてModifierをオフにすることもできる。
レンチの隣のチェックボックスは、カーブの動きもオフになる。
そしてその隣の鍵アイコンでマウスドラッグをオフにできる。
Graph EditorもDope Sheetなどと同様にMキーでマーカーを追加するなど他の機能も利用できる。