Tracking Constraints
今日は、ビデオの32番目の「Tracking Constraints – Blender 2.80 Fundamentals」。
このビデオでは、Track To Constraint、Locked Track Constraint、Stretch To Constraint、Dumped Track Constraint、Clamp To Constraintについて解説している。
また、今回のConstraintは、オブジェクトだけでなくBoneに対しても同じように機能するらしい。
Track To
Track Toを試すために、Cubeを選択してXキーで削除し、Shift+A > Mesh > Monkeyで、Suzanneを追加します。
PropetiesエディタのObject Constraintをクリックします。
Add Object ConstraintをクリックしてTrack Toを選択します。
TargetをLightに設定し、Track Axisを-Y、UPをZにします。
この設定で、Suzanneが、Lightの方を向いている状態になる。
Track AxisのYは、Suzanneのローカル座標を示しているので、ローカル座標を表示させたいときは、ObjectタブをクリックしてViewport Displayの中のAxisにチェックを入れます。
この状態で、GキーでSuzanneを移動するといつもLightの方を向いていることがわかる。
また、ConstraintタブでUpをZからXに変更すると左耳が上を向いた状態になった。(YにするとTrack AxisのYとぶつかって機能しなくなるようだ。)
Locked Track
Track ToのXをクリックで削除して、Locked Trackを選択する。
設定は、先程のTrack Toと同じにした。
見た感じは、似ているがUpの部分がLockedに変わっている。GキーでドラッグするとZ軸が固定された状態でLightの方を向いている状態が確認できる。
Damped Track
Locked TrackのXをクリックで削除して、Damped Trackを選択する。そして、また同じ設定にした。
Track Toと違う部分は、Upの設定がないこと。Gキーでドラッグすると動作の違いはほとんどわからなかった。
ビデオによるとこちらのほうが、計算が少ないためスムーズにアニメーションできるようだ。
Stretch To
Damped TrackのXをクリックで削除して、Stretch Toを選択する。そして、TargetをLightに指定した。
Gキーでドラッグすると位置の変更に応じて、ストレッチする。
元の形状を確認したいときは、Stretch ToのXの横にある目のアイコンをクリック。
移動した位置でのストレッチ状態をリセットしたいときは、Original LengthのXをクリックする。(ビデオは、2.8なので微妙に場所が違っていた)
また、その下のVolume Variationでストレッチの比率を変更できる。
Clamp To
Stretch ToのXをクリックで削除して、Clamp Toを選択する。Clamp ToのTargetは、オブジェクトではなくCurveなのでShift+A > Curve > Bezierで、Curveを作成する。小さいので、Sキーで拡大した。
Suzanneを選択して、Targetに今作成したBezierCurveを指定した。
Gキーで移動すると先程作成したCuve上をSuzanneが移動する。
Cyclicにチェックを入れると終点まで移動した後に再び始点に戻って移動する。