Limit Location
今日は、ビデオの31番目の2回目「Copy Limit Constraint – Blender 2.80 Fundamentals」 5:15くらいから 。
前回の画面から続ける場合は、Cubeを選択してCopy Locationを削除する。Cubeの位置をオリジナルに戻すには、Alt+G(Object > Clear > Location)。
最初から作成するときは、Shift+A> Mesh > Monkeyで、Suzanneを追加して、Gキーで重ならないように移動する。
Cubeを選択してSキーで拡大した。Suzanneが隠れてしまうので、Wireframe表示に変更する。これから、Limitを利用してSuzanneがCubeの外へ移動できないように制限を加える。
Suzanneを選択して、PropertiesエディタのObject Constraintタブをクリックする。Add Object Constraintをクリックして、Limit Locationを選択する。
Suzanneを選択して、 Minimum X, Y, ZとMaximum X, Y, Zの全てにチェックを入れる。それによってSuzanneは、原点に移動する。
Maximum ZのチェックをはずしてSuzanneをCubeの外に移動させます。続いて、Maximum Zにチェックを入れて数値を変更してCubeからはみださない位置に設定します。厳密に設定するには、この操作を残りの5つに対しても行う必要がありますが、今回は練習なので、コピー&ペーストを利用します。
Blenderのコピーは、コピーしたい部分をクリックする必要がないのでとても便利です。コピーしたい数値の上にマウスカーソルを移動してCtrl+Cして、ペーストした数値の上にマウスカーソルを移動してCtrl+Vです。このビデオを見て初めて知りましたが、めちゃくちゃ便利です。(-3.2のマイナスは、手入力です。)
これで、Suzanneを選択してGキーで移動するとCube内しか移動できなくなりますが、いまいちドラッグに違和感が残ります。
試しにSuzanneを上方にドラッグしてNキーでLocationを確認するとZが制限したより大きい数値になっていることがわかります。
ドラッグしたときの違和感を取り除きたい場合は、Affect Transform(2.8は、For Transform)にチェックを入れます。これでドラッグしても制限した値からはみ出して、Locationが設定されなくなります。
Boneに対してCopy Rotation
Cubeを削除します。Suzanneに設定したLimit Locationも削除します。Shift+A > Armatureを選択します。Zキー > Solidで表示も変更します。
Edit Modeに切り替えて、作成したBoneを選択します。右クリックしてSubdivisionでBoneを2つにします。
上のBoneを選択します。Boneタブをクリックして、名前をTopとします。名前を決めることで後で参照しやすくなります。同様に下のBoneは、Bottomと名付けます。
オブジェクトモードに切り替えて、Suzanneを選択して、Object ConstraintタブをクリックしAdd Object ConstraintからCopy Rotationを選択します。
Targetのスポイトをクリックして、Boneをクリックします。そうすると、Targetの下にBoneという項目が表示されますので、先程名付けたTopを指定します。
Boneを選択してPose Modeに切替えます。TopのBoneを選択してRキーで回転させるとSuzanneが同期して動きます。
動作を確認したらObject Modeに切り替えてSuzanneを選択してCopy Rotationを削除します。
逆に、Suzanneを回転させたときにBoneのTopが同期して動くようにしたいときは、Pose ModeでTopを選択して、Bone ConstraintタブでTargetをSuzanneに設定します。(この操作をするときには、1つ前のCopy Rotationを削除する必要があります。)
これらの実際の運用は、後のビデオで紹介されているらしい。