InDesignCC2015の、下付き文字を制覇する(その1)

ちょっとした時に利用する機能ですが、いろいろな方法で設定できます。下付き文字や上付き文字を調整するために、環境設定、文字揃え、文字スタイル、OpenType機能などを利用していきます。

その1では、下付き文字のボタンを利用して、次のような下付き文字を作成します。

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文字コントロールパネルから設定

テキストフレームを作成します。続いて、小塚明朝Pr6Nで“H2O”と入力して、“2”の部分を選択します。

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文字コントロールパネルの下付き文字のボタンをクリックします。

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これがInDesignの下付き文字の標準の位置と大きさです。

環境設定で位置を変更

先程クリックした下付きのボタンを今度は、option(mac)/Alt(win)キーを押しながらクリックします。(環境設定 > 高度なテキストが表示されます。)

下付き文字のサイズを“100%”に、位置を“0%”にしてみましょう。

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もとの大きさに戻りましたね。今度は、下付き文字のサイズを“50%”に、位置を“0%”にしてみましょう。

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サイズを小さくすると文字は中央に揃っていることがわかります。(デフォルトでは、文字揃えが仮想ボディの中央になっているため)

文字の位置を仮想ボディの下に変更してみます。

下付き文字のサイズはそのままで、位置を“25%”に変更します。

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仮想ボディの下に揃っても文字の下に揃っていないので、位置を“20%”に変更しました。

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とりあえず完成しました。

注意事項

  • 標準の設定を変更しているので、ドキュメントの他の場所で利用している下付き文字も位置が変更されてしまう。
  • 環境設定は、ドキュメントごとに設定されているので複数のドキュメントで利用するときに1つ1つ変更する必要がある。

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